歯磨きの時間や磨き方で適した歯ブラシを選ぶ。

市販のハブラシは多くの人が一般的な磨き方で効果的に清掃できるように設計されています。

その為、ブラッシングスキルの習得が難しい人でも市販ののハブラシを上手に選んで使用することで、歯磨きの効果を高めることが期待できるのです。

ブラッシングに×時間と磨き残しの程度がその人に合う歯ブラシの選択の目安になります。

磨き時間が短く磨き残しが多い人は大型の幅広タイプを選択したり、磨き残しが少ない人の場合はコンパクトスリムがたを選ぶなどです。

また生活シーンに合わせて2種類のハブラシを使い分けるのもオススメです。

忙しい朝はなるべく短時間で汚れを落とす機能に優れた大型のハブラシを使い、

時間が取れる夜は小型のハブラシ、フロスなどを用いてじっくりと歯磨きするという具合です。

タイプが正反対のハブラシを使うことで、それぞれの短所を補い、より効果的なプラークコントロールが可能になります。

虫歯も歯周病もケアしたいという場合は、まず少量の歯磨き剤で時間をかけて清掃し、フロスやタフトブラシなど補助器具を用い最後に1ｇ以上の歯磨きを口腔内に行き渡せるようなつもりで2分間ブラッシングをし最後に洗口剤でゆすぐようにすると、根面う蝕や歯周病を予防する効果が期待できるでしょう。

またハブラシは必ずやわらかめを使用しましょう。

人によっては磨いた感がでないからかためを使用する人もいますが、大抵オーバーブラッシングとなり歯肉退縮（歯肉が下に痩せてしまう）が起こる可能性があります。