根管治療
root canal treatment
「根の治療(根管治療)を受けた経験がある」という患者様は多いことでしょう。しかし、実際にどのような処置が行われているかをご存知でしょうか?
複雑に枝分かれした歯の神経をレントゲン写真・メーターで測定し、専用薬を詰め、消毒を行っているのです。
目視が困難な箇所にもかかわらず、作業を精密に行えるかどうかが歯の生存において重要になります。そのため、当院ではマイクロスコープを用いて丁寧に治療を行っております。
歯内療法学講座出身の経験を活かし、天然歯を残す処置を心がけております。
なお、歯根端切除術は、マイクロスコープ(顕微鏡)など微細な術式の手術に対応した器具や治癒を助ける薬、傷跡を目立たなくする縫合糸を使用する治療法を指します。
【治療回数】
3~5回
【治療にあたっての注意点】
・神経の治療のため、治療初期は特にうずくような痛みが出ることもあります。
・必要に応じて使用する薬剤によっては、治療後に薬の味がすることがあります。
・治療期間の回数が少ないことはもちろん、治療間隔もあまり空けずに(7~10日以内)進めていくことが重要なので、患者様の協力も必要です。
・当院では、だ液による感染予防のため、根管治療の際は薄いゴム状のマスクを必ず口腔内に装着させていただきます。
・根管治療を終えた後は、心棒(ファイバーポスト)を入れて、強度を高める必要があります。その後、被せ物の治療も必要となります。