虫歯と着色について④ / 新橋(汐留)にある歯医者のナンバデンタルオフィス
2023/09/22
着色の原因
<飲食物>
コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなど、色の濃い飲食物に含まれる色素が、歯のエナメル質に吸着して着色します。また、柑橘類やスポーツドリンクの酸性成分も歯の表面を脱灰させることで着色を促進します。
<タバコ>
喫煙または噛みタバコをすることで、タバコのニコチンやタールなどが歯の表面に蓄積し、黄ばみや茶色の着色を引き起こします。
<歯垢や歯石>
適切な歯磨きが行われないと、口腔内に細菌が増殖し、歯垢(プラーク)や歯石が付着します。これらは色素を吸着し、歯の着色を招きます。
<加齢>
年齢とともにエナメル質が薄くなり、象牙質が露出するため、歯が黄ばんだり暗く見えることがあります。
<薬物の副作用>
一部の薬物は、歯の着色を引き起こすことがあります。特に、抗生物質のテトラサイクリン系薬や、アンティヒスタミン剤などが含まれます。
<遺伝的要因>
歯の色は遺伝的に決まることがあり、一部の人は生まれつき歯が黄色く見えることがあります。