神経を抜いた歯の着色 / 新橋(汐留)にある歯医者のナンバデンタルオフィス
2024/04/19
【神経を抜いた・根の治療をした歯が変色する理由】
歯の神経を抜くと中の血管も同時に抜くこととなり、その歯の代謝の働きがなくなります。
すると古いコラーゲン様物質が歯の象牙細管(歯の象牙質のなかに元々通っている管)に沈着し、時間が経つにつれ黒く変色してしまうのです。
内部から黒くなってしまった歯は、表面からのホワイトニングをしても白くなることはほとんど無いでしょう。
【神経を抜いた・根の治療をした歯の変色への対処法】
対処法としては以下の3つがあげられます。
・根管治療(根の治療をやり直す)
・ウォーキングブリーチ
・クラウン(白い被せもの)を入れる
まず根管治療に不備があり、それが原因で変色している可能性があります。
再度根管治療を丁寧に行うことで、歯の色が戻る可能性もあります。
2つ目のウォーキングブリーチとは、神経を処置済みの黒ずんだ歯に対し、薬剤で歯を内側から漂白していく方法です。歯の内側に直接ホワイトニング剤を入れ、希望の白さになるまで薬剤の交換を続けていきます。あまり歯を削らなくていいのがメリットです。
3つ目の対処法として、クラウンが挙げられます。
歯があまり残っていない場合などは、クラウンが適用になります。
歯を少し削って型取りを行い、白い被せもの(クラウン)をいれることで歯の色を白くするのが特徴。
ウォーキングブリーチとは違い歯を削る必要がありますが、再度変色することがないのがメリットと言えるでしょう。
変色した歯を改善するには、まず原因を調べることが重要です。
当院は自費診療主体のため、天然歯に近い色味で審美的にも優れたクラウンを用意できます。
何かお困りのことがあれば遠慮なく電話かメールでお問い合わせください。
初回のカウンセリング~治療まで、責任をもって院長が担当します。