歯の構造と虫歯の進行度1/新橋(汐留)にある歯医者のナンバデンタルオフィス
2024/08/15
歯の構造
歯は、『エナメル質・象牙質・セメント質の硬組織』からできています。
また、歯肉から出でいる歯の部分を『歯冠』といい、歯肉に埋まっている部分を『歯根』といいます。
エナメル質
歯冠部の表面を被っており、人間の身体組織の中で最も硬い組織。
水晶と同じくらいの硬さがあります。
ですが、エナメル質は酸に弱く、多く摂取すると溶けてしまうので、注意が必要です。
象牙質
エナメル質・セメント質の内側にあり、歯冠部から歯根部までの歯を形作る組織。
『象牙細管』という細い管が通っており、その中には組織液で満たされています。
エナメル質よりも柔らかく、象牙質も酸に溶けやすいです。
セメント質
歯根部表面を被っている組織。
歯根膜によって、歯槽骨と結合しています。
硬度は、人間の骨と同じくらいです。
歯髄
歯の神経といわれる組織。
神経線維のほかに、血管やリンパ管などが通っています。
象牙質に栄養を送る役割をしています。