中度の虫歯治療⑤ / 新橋(汐留)にある歯医者のナンバデンタルオフィス
2024/10/17
みなさんこんにちは。ナンバデンタルオフィスです。
前回のブログで、クラウンの治療方法についてお話ししました。
クラウンもインレー同様、保険適用と保険適用外の2種類に分かれます。
それぞれ見た目・強度・適合性など異なり、メリット・デメリットが違います。
そこで今回は、保険適用と保険適用外で1種類ずつクラウンのメリット・デメリットについてお話します。
CAD/CAM冠
CAD/CAMとは、歯型のデータをコンピューターに入力し、材料を機会によって歯の形に削り作ります。
技工士ではなく全てコンピューターが自動で作るため、費用や期間を抑えることができます。
素材はハイブリットレジンで、金属を扱わないため金属アレルギーの心配がありません。
白い歯を入れられ安価で治療できるため、良いと思われる方も多いと思いますが、治療するにあたって条件があります。
1.前歯から第二小臼歯(1~5番目)までが保険適用です。
2.第一大臼歯(6番目)は、第二大臼歯(7番目)が上下左右4本残っていれば保険適用です。
3.金属アレルギーの方の場合、全ての歯が保険適用です。
大臼歯(6・7)を治療する際は、金属アレルギーの証明をするべく医師の診断書が必要です。
メリット
・白い歯を入れられるので、見た目が気になりにくい
・金属アレルギーの心配がない
・噛み合う歯にダメージを与えにくい
・安価
デメリット
・セラミックや金属に比べ強度が劣る
・歯ぎしりや食いしばりで欠けたり、割れたりする可能性がある
・接着しづらいため、被せ物が外れてしまう可能性がある