きちんと噛める入れ歯で、誤嚥や認知症を予防しよう

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きちんと噛める入れ歯で、誤嚥や認知症を予防しよう

きちんと噛める入れ歯で、誤嚥や認知症を予防しよう

2021/05/12

せっかく入れたのに「痛くて噛めない……」

義歯を使用する人は、ご高齢になるにつれて増加します。
65歳~74歳では全体の70%以上、75歳~になると80%以上を占めます。
総義歯においては、75歳から急速に増加します。
約8割のご高齢者が義歯を使っているなか、「入れ歯が痛くて噛めない」とおっしゃる方が少なくありません。せっかく変わりの歯を入れたのに、痛くて噛めないなんて、美味しいものも美味しいと感じられませんよね。
そして、食べられるものだけ食べた結果、”軟かいものだけを食べる”という食生活へ変化していきます。高齢者施設に入所している方の中には、噛めない入れ歯が原因で、刻み食や流動食になっている人が多くいらっしゃいます。

 

高齢者だから仕方がない?

ご本人も周りの方々も”高齢者だから固いものが噛めない”と諦めてしまっているのではないでしょうか。
軟かいものだけ食べ続けると、

・唾液の分泌が少なくなる
・咀嚼機能が使われなくなる
・嚥下能力が低下する

その結果、誤嚥性肺炎を起こしやすくなり、寝たきりの生活になってしまう一因となります。
寝たきりになることなく、ご自身で動いて生活する為には、きちんと噛める入れ歯を使用することがとても大切です!

 

欧米人と日本人の噛み方の違い

総義歯は、欧米の技術と考え方に基づいて作られています。
欧米ではフォークとナイフを使い、日本では箸を使って食べるという異なる食文化で生活しています。
それだけの違いに見えますが、食べ物を噛む場所が、欧米では奥歯・日本では前歯というように変わってきます。
欧米の食文化に合わせた総義歯の技術をそのまま日本で活かすと、必然的に前歯が噛めない総義歯ができあがります。

日本人の食文化に合った総義歯を作るために、”「前歯で噛める義歯」調製法”が考案されました。

入れ歯は、転倒リスクや認知症も予防する!

近年、しっかり噛めることは誤嚥性肺炎を予防するだけでなく、転倒リスクや認知症の発症リスクを低下させ、要介護状態を回避することが多くの研究から明らかになってきました。
2018年には、「自立支援歯科学」という新しい学問分野が誕生し、要介護高齢者を対象とした総義歯の調整と心身の変化との関連性についての調査研究が開始されました。
流動食・刻み食だった多くの高齢者が、総義歯を調整するだけで、固形物が食べられるようになりました。
前歯で噛む訓練を経て、普通食が食べられるような状態まで咀嚼機能を取り戻すことができました。
それにより、誤嚥が激減するだけでなく、認知症の症状が改善ケースが見られました。
また、身体機能が向上し、車いす生活から歩行器を使って自分で歩けるようになった人もいることがわかりました。

さいごに

総義歯については、奥歯だけでなく、前歯もしっかり噛むことが大切ですね。
しっかりと噛める総義歯で、たくさん美味しいものを食べて、「食べる喜び」を知ることで生きる活力が沸き、”健康寿命の延伸”につながることはとても素敵なことですね。
年齢を重ねるだけでなく、どう重ねていくか、いかに健康でいられるかが大切なことだと感じました。
歯科の観点から健康寿命について、お話しました。

・現在つかっている入れ歯が合わない…(合っていない気がするでも大丈夫です!)
・入れ歯が痛くて噛めない

など、お悩みや不安に思っていることがありましたら、当院にご相談ください。

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