割れてしまった歯の治療(エクストルージョン)
2021/08/04
抜歯が必要な歯
1.虫歯が大きくなり、歯質が薄くて強度がない場合。
2.歯の支えが少なく、支えきれない場合。
3.歯を残した時に、隣の歯の犠牲が大きい場合。
4.処置を行うことにより、大臼歯の根の二股に分かれている部分が露出してしまう場合。
抜歯後の治療
抜歯後どのような治療を行っていくのかが、患者様にとって一番気にされるところだと思います。
一般的に抜歯後の治療は、「インプラント」・「ブリッジ」・「部分入れ歯」となります。
ですが、今回はエクストルージョンを行った上での抜歯になるので、普通の抜歯とは少し用途が違います。
《インプラント》
・エクストルージョンを行い、骨や歯肉を作る。
《ブリッジ》
・何もせずに抜歯を行った場合と比べて、抜いた所の歯肉が引き上がるので、歯が長くならない。
・ブリッジの清掃性が良くなる。
《入れ歯》
・抜いた所の土手(歯肉)が温存でき安定性の良い入れ歯が作れる。
治療の流れ
1.エクストルージョンを行う。
↓
2.歯の周りに歯槽骨ができたり、歯肉の退縮がなくなったら抜歯をする。
↓
3.インプラント・ブリッジ・入れ歯の治療を行う。
※エクストルージョンの詳しい治療方法は前のブログで →こちら
さいごに
抜歯せざるを得ない場合でも、その後の見た目や治療内容の技術によっては、歯科により大きく変わっていきます。
当院では、審美歯科としての治療を行っているため、見た目の綺麗さはもちろん、先生の治療技術も高く、数多くの外科的手術も行ってきました。
何かお困りのことがございましたら、新橋にある歯科のナンバデンタルオフィスまでご連絡下さい。