ナンバデンタルオフィス

割れた歯に行うエクストルージョンの目的

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割れた歯に行うエクストルージョンの目的

割れた歯に行うエクストルージョンの目的

2021/08/05

はじめに

皆さんこんにちは。新橋にある歯科のナンバデンタルオフィスです。

以前ブログで、歯茎の所まで歯が割れてしまった時に、抜かないで治療を行う方法(エクストルージョン)についてお話した際に、

「エクストルージョンは、様々な目的で治療を行うことができます!」とお伝えしました。

なので本日は、どのような目的でエクストルージョンが行われるのかをお話していきたいと思います。

エクストルージョンの目的

1.抜歯を告げられた歯を残す

歯茎の所まで歯が割れてしまった時、下に残っている歯を部分矯正で引き上げます。

その後、出てきた歯の上に被せ物を入れます。

 

2.破折を防ぐフェルール確保する(歯根破折など)

被せ物を入れるとき、土台として接触する象牙質の部分が大きいと、歯のダメージが軽減されます。

 

3.審美性

下がってしまった歯肉の高さを修正し、他の歯との長さを揃えたりし、審美性を確保します。

 

4.骨を作る

インプラントやブリッジ、入れ歯の治療を行うため、歯を引き上げ歯槽骨を作り、抜歯を行います。

 

エクストルージョンの注意点

1.治療に時間が掛かる

ゆっくりと矯正器具で引き上げをし骨を作っていくので、状態によっては2・3ヵ月~半年かかります。

 

2.歯根が短くなる

顎の骨に接する歯根が短くなるため、歯を噛み合わせた時の支える力が弱くなります。

 

3.保険適用ではない

エクストルージョンは部分矯正となりますので、自費診療となります。

さいごに

歯を抜かないための治療だけでなく、下がってしまった歯肉を引き上げ審美性を良くしたりし、

インプラント治療を行う上で必要な骨を作ることもでき、1つの治療に対し多様性があるのがエクストルージョンです。

 

何か歯のことで気になることがございましたら、お気軽に新橋にある歯科のナンバデンタルオフィスまでご連絡下さい。

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