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歯肉の上と下では細菌の種類は同じ?

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歯肉の上と下では細菌の種類は同じ? / 新橋(汐留)にある歯医者のナンバデンタルオフィス

歯肉の上と下では細菌の種類は同じ? / 新橋(汐留)にある歯医者のナンバデンタルオフィス

2022/05/16

今まで行われていたプラーク細菌叢の解析はサイン培養でしたが、実際には培養できない細菌種の方がはるかに多い状況でした。

 

特に、歯肉縁下(歯肉の下)には空気中では培養できない嫌気性菌(酸素を嫌う菌)が多く生息していたため、歯肉縁上(歯肉の上)と歯肉縁下(歯肉の下)の細菌叢の違いについてよくわかりませんでした。

 

最近プラーク細菌のDNAやRNAの塩基配列をすばやく判別」する画期的な細菌検査法の登場により、プラーク細菌叢の解析が一気に進みました。

 

その結果歯肉縁上と縁下では性質の異なる際菌種が生息していることがわかりました。

 

歯肉縁上プラーク細菌は酸素があり、酸性環境を好むので、自ら酸を出す菌種が多い(だからう蝕が起こる)好物は糖質。

 

歯肉縁下プラーク細菌は酸素があると増殖できない菌種が多く、弱アルカリ性を好むため酸は出さない好物はタンパク質の肉食系(糖質は食べない)すなわち歯周病を起こす。

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