S.mutansとは? / 新橋(汐留)にある歯医者のナンバデンタルオフィス
2023/12/05
S.mutansとは
学名:Streptococcus mutans (ストレプトコッカス ミュータンス)
通称:ミュータンス菌、虫歯菌
主に人の口腔内(歯垢)や動物の口腔内に生殖
1924年、虫歯の病巣部から、さばざまな糖から酸を生み出し、歯の表面に強く粘着する一群の連鎖球菌を分離した。それにちなんで、『連鎖球菌』→Streptococcus(ストレプトコッカス)、『変異』→mutans(ミュータンス)となった。
1954年、無菌動物を虫歯の実験に使用し、無菌動物に虫歯をつくることのできる菌を発見した。
この菌と血清的に同じ菌が人の口腔内でも発見された。
S.mutansは、通性嫌気性菌の一種。
ショ糖を含む液体培地のなかで、粘着性のグルカンを多量につくる。
これが歯垢(プラーク)です。
ガラスや歯などつるつるした表面に細菌を付着させやすくします。